マカに含まれるサポニンとステロイド
マカはどんな植物かご存知でしょうか。
日本では自生はしていない植物ですので、生で現物を見たことがある方は非常に少ないと思われます。
アブラナ科に属しているマカは、見た目がカブに類似している根菜植物です。
アンデスという日本とは比べものにならない高山地帯に育つ植物で、厳しい大地でスクスクと根の部分に栄養を溜めていきます。
栄養になる成分は非常に多岐に渡り、ビタミンやミネラルも豊富です。
そのため、高山植物以外育ちにくいアンデスエリアでは、古代から住民たちの生活を支えている食材でした。
現在もなお重宝されており、現地へ旅行すると市場で販売されている姿も見ることができます。
根の部分は、現地では薬用として重宝されているハーブでもあるのです。
そんなマカは、ビタミンやミネラルの他に「サポニン」や「ステロイド」も含まれています。
ステロイド、と聞くとアトピーなどの治療薬として成分を承知の方も多いでしょう。
これらの成分には次のような効果があります。
まずサポニンには、コレステロールを除去できる効果があります。
特に中年期以降はコレステロールが溜まりがちです。
健康診断で注意されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
サポニンを摂ることで動脈硬化の改善やコレステロールの数値の低下につながります。
一方のステロイドは、筋肉の増強やアトピー症状の改善が見込まれます。
マカに含まれている量程度では過剰摂取にはならないうえ、植物性ですので不安は不要です。
また、マカ自体には更年期障害の改善効果も見込めます。
更年期障害は多くの女性を悩ませる辛い症状です、特に多い症状には、「火照り」があります。
身体がぼんやりと熱い状態が続くので、ストレスを感じる人も多いのです。
そこで、副作用がとても低いマカを飲むことで、このような火照りの症状を改善していくことが出来ます。
マカの更年期障害に対する効果についてはこちらに詳しく載っています。
様々な効果があることはご承知かと思いますが、マカに秘められたパワーはまだまだ研究段階です。
今後さらなる効果が見つかるかもしれません。